球磨中央高等学校 学科紹介

●地域未来探究科(3年次より公務員・就職類型/特別進学類型に分かれる)

地域未来探究科は新しいカタチの「普通科」

【公務員・就職類型】(3年次より)
公務員試験には、公民、地理・歴史、数的推理、判断推理、空間把握などの問題が出題される。公務員・就職類型では、このような公務員試験に対応した授業・課外などを実施している。

【特別進学類型】(3年次より)
特に理科、数学に関する科目の学習に力を入れ、上級学校への進学、主に、看護・医療系学校や大学等への進学を目指す。

目指す進路
・国公立大学への進学
・看護、医療系学校への進学
・公務員(県職、市町村役場など)
・保育園、幼稚園、小中高校等の先生
・海外の教育福祉関係
・民間企業への就職

独自の科目(学校設定科目)
GLS(グローカル・スタディーズ)
日本各地の地域活性化に向けた取り組みを学び、地域社会を維持・存続させる手掛かりを見出す。
また、地球規模で解決が求められている課題に対する国際社会への取り組みを学び、幅広いものの見方や考え方とともに問題解決に向けた当事者意識を養う。
熊本大学との連携授業や熊本大学での発表も行っている。

専門教科「英語」の科目
異文化理解
発展途上国の教育や福祉の現状について、英語で学んでいる。
SDGs(持続的な開発目標)の学習のため、外部講師として「ユニセフ協会」の職員の方に来ていただき、世界の環境問題や医療問題、経済や資源の問題等、幅広く学んでいる。
このような世界の問題を、海外の高校生とskypeのテレビ電話を使って、英語で意見を交し合った学習も行っている。


●商業科

資格を取れる授業が、情報処理科より多くあり、たくさんの資格を取得することができる。

目指す進路
・各種金融機関(銀行など)
・医療事務(病院、薬局など)
・ホテルのフロント
・食品、雑貨、衣服等の販売
・商品開発、店舗経営者
・資格を活かした大学進学

商業科の授業「総合実践」では、会社の仕事を模擬的に実践できる。
総合実践という授業では、実際の会社のようにパソコンや電話等が配置された教室で、模擬取引を行う。商品を仕入れて、販売し、金額を計算する。
銀行とのやり取りや取引先との電話交渉なども行い、会社の仕事を実体験できるので、就職にとても有利。

特徴
①推薦制度で入試に有利(公立大学にも推薦入試あり)
②授業料免除制度
③大学の授業として単位認定制度
④専門性を高校で学んでいる強み(商業・情報・経済系大学の授業理解が早く、更に高度な知識を身につけることができる)


●情報処理科

情報処理科では、アプリを作る方法(プログラミング)、ホームページを作る方法(電子商取引)など、情報処理に関する高度な学習を行う。また、事務処理に必要な簿記や、商品の販売に必要なマーケティング等についても学習する。

ポイント1
プログラミングやWEBデザイン、ネットワーク管理など、高度な情報技術を学ぶ
1年次:オフィスソフト(ワード、エクセル、パワーポイント等)の活用法を学ぶ
2年次:事務処理システムやゲーム、スマートフォンアプリ等のプログラミングを学ぶ
3年次:WEBデザインやネットワーク管理について学ぶ

3年間で事務処理からアプリ開発まで幅広い情報技術を身につけることができる

ポイント2
高校3年間で、大学生や社会人でも合格が難しい情報処理技術者試験にチャレンジできる
・基本情報技術者試験(国家試験)
・ITパスポート試験(国家試験)
・WEBデザイン技能検定(国家試験)
・全商情報処理検定(ビジネス情報部門)
・全商情報処理検定(プログラミング部門) など

関連記事