SPH(スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール)文部科学省指定
【研究開発課題】
産学官協働により災害対応型エンジニアを育成する教育プログラムの開発
【概要】
熊本地震に学ぶことから始め、防災、減殺時や災害発生時において適切な対応や後見ができる人材の育成を目指して、災害対応型エンジニアを育成する教育プログラムの開発に産学官が協働して取り組む。
<全日制課程>
●機械科 40名(前期20名)
機械科では、機械に関する基礎的知識や技術・技能を習得し、コンピュータを活用した自動工作機械や製図(CAD)などの学習も行い、機械技術者を目指す。
主な専門教科
機械設計、機械工作、原動機、自動車工学、生産技術、工業情報数理、機械製図
目指せる資格
・2級、3級技能士(機械加工普通施盤作業、機械検査、金属熱処理)
・危険物取扱者(甲種・乙種)
・機械製図検定
・計算技術検定1級・2級・3級
・情報技術検定2級・3級 など
最近の実績
・令和元年度高校生ものづくりコンテスト(施盤作業部門)
熊本県大会 金賞、 九州大会 優秀賞
・Hondaエコマイレッジチャレンジ2019出場
●電気科 40名(前期20名)
電気科では、電気の基礎から電力・機器・電子・コンピュータの活用まで幅広く学習し、社会生活を支える技術者を育成する。
主な専門教科
製図、工業情報数理、電気回路、電気機器、電力技術、電子技術
目指せる資格
・電気主任技術者
・電気工事士
・特殊無線技士
・電気工事施工管理技術検定 など
最近の実績
・第15回熊本県ものづくりコンテスト
電気工事部門 金賞
・電気学会:第10回でんきの月作文コンテスト 優秀賞
●電子科 40名(前期20名)
電気の基礎をはじめ半導体素子の原理・電子回路・通信・制御等について学習する。また、3Dプリンタ、シーケンス制御装置が導入され、先端技術を取り入れた実習を行っている。
主な専門教科
電気回路、電子回路、工業情報数理、製図、通信技術、電子計測制御、電子実習、課題研究
目指せる資格
・工事担任者
・特殊無線技士
・技能検定(電子機器組立)
・電気工事士
・計算技術検定
・情報技術検定
・危険物取扱者 など
●工業化学科 40名(前期20名)
身近な所から化学の学習を始め、工場で必要とされる工学的な内容や環境に関する学習をすることで、社会の発展に貢献できる工業技術者を育成する。
主な専門教科
工業化学、地球環境科学、化学工業、工業情報数理、生産技術、工業技術基礎、課題研究、実習
目指せる資格
・危険物取扱者
・ボイラー技士
・公害防止管理者
・リスニング英語検定
・グラフィックデザイン検定
・ワープロ検定
・品質管理検定
・毒物劇物取扱責任者
・技能士(化学分析) など
●繊維工業科 40名(前期20名)
繊維工業は、ファッション、自動車部品、医療分野、建築資材、航空・宇宙産業など、さまざまな分野を最先端の技術・素材で支えている学問。
この他に、デザインの手法、染色や織りなど伝統技法についても学ぶ。
目指せる資格
・危険物取扱者
・基礎製図検定
・品質管理検定
・グラフィックデザイン検定
・レタリング検定
・プレゼンテーション検定
・計算技術検定
・ボイラー技士 など
●土木科 40名(前期20名)
測量・土質・土木施工・構造設計などの土木技術の基礎を教室の講義だけでなく、実習・製図・課題研究などを通して体験的に学び、土木分野の測量・設計・施工のスペシャリストを目指す。
また、一昨年度から文部科学省スーパー・プロフェッショナル・ハイスクールの指定を受け、地元企業や大学と連携し、最先端の土木技術にも積極的に挑戦する。
目指せる資格
・測量士補
・土木施工管理技術検定(学科)
・小型車両系建設機械運転資格
・ローラー運転資格
・高所作業車運転資格 など
●建築科 40名(前期20名)
快適な生活空間を創造するための建物に関する学習をしている。木材を利用した住宅から鉄筋コンクリートのビルといった建築物を建てる技術・工法を学ぶことにより、人間性豊かで信頼される建築技術者を育成する。
目指せる資格
・建築施工管理技士(学科)
・基礎製図検定
・計算技術検定
・技能士(建築大工)
・建設業経理事務士
・小型車両系建設機械運転資格 など
●材料技術科 40名(前期20名)
ものづくりには欠かせない金属・セラミックス・プラスチックの性質、製造法、加工法からリサイクル、エネルギーまで幅広く学ぶ。
目指せる資格
・危険物取扱者
・基礎製図検定
・機械製図検定
・技能士(機械加工、金属熱処理)
・JIS溶接技能者評価試験
・ボイラー技士
・計算技術検定
・情報技術検定
・品質管理検定 など
●インテリア科 40名(前期20名)
「人々が日常生活で当たり前のように接している室内空間」を便利にする、心地よくする家具や設備、色づかい、空間のかたちなどに係る技能や知識・技術を学ぶ。
目指せる資格
・技能士(家具製作)
・インテリア設計士
・カラーコーディネーター検定
・アソシエイト・インテイリアプランナー など
●情報システム科 40名(前期20名)
コンピュータやネットワークなどを活用し、情報を自ら選択・処理・発信することを学ぶ。具体的には、情報モラル、プログラミング、ソフトウェア、動画編集、電気基礎や電子技術など体験し、システム開発を学ぶ。
目指せる資格
・ITパスポート
・基本情報技術者
・工事担任者
・グラフィックデザイン検定 など
〈定時制課程〉
・工業系各科の特徴を活かし、ものづくり・資格取得に挑戦する
・3年で卒業できる「3修制」がある(資格取得に制限あり)
・高卒者の専門科目のみの単位取得もできる(例外あり)
●機械科 40名
機械による製造方法の知識を習得し、体験しながらものづくりの基本を学ぶ。
設計・工作・製図・原動機などを学習し、幅広い知識と技能を身につける。
・就職
日鉄テックスエンジ(株)、キングラン九州(株)、JFEウエストテクノロジー(株)、(株)イズミ車体製作所 など
・進学
熊本工業専門学校、熊本県立高等技術専門学校、崇城大学、熊本YMCA学院、熊本総合医療リハビリテーション学院 など
・公務員:自衛官候補生(陸上)
・取得資格
危険物取扱者各種、消防設備士、溶接技能者評価試験、3級技能士、基礎製図検定、計算技術検定、情報技術検定、グラフィックデザイン検定、日本漢字能力検定 など
●電気科 40名
電気・電子コンピュータに関する産業人を育成する。
卒業により第二種電気工事士の筆記試験免除、第三種電気主任技術者認定校の卒業(要:実務経験)になる。(3修制は除く)
・就職
熊本ナブコ(株)、九州電設(株)、不二電機工業(株) など
・進学
熊本県立技術短期大学校、崇城大学、福岡工業大学 など
・公務員
自衛官候補生(陸上、航空)、国家3種<防衛省3種技術者(電気)> など
・取得資格
第一種電気工事士、第二種電気工事士、危険物取扱者乙種第4類、消防設備士甲種第4類、第二級陸上特殊無線技士、計算技術検定、情報技術検定 など
●建築科 40名
住宅を中心とした建築分野に関する基礎・基本的な知識と技術を学ぶ。また、将来に繋がる資格取得への挑戦、ものづくりを通して、技術者の喜びを感じ、自己の「夢」実現を目指す。
・就職
京都中村外二工務店、(有)須本建設、(株)吉岡板金工業、(株)誠翔重機、(有)源工業、(株)カワゴエ、日産部品九州販売(株) など
・進学
崇城大学、熊本YMCA学院、麻生建築&デザイン専門学校、熊本学園大学 など
・公務員
自衛隊一般曹候補生(陸上)、国家Ⅲ種 など
・取得資格
[在学中]
2・3級建築大工技能士、小型車両系建設機械、福祉住環境コーディネータ など
[卒業後]
2級建築士・木造建築士、2級建築施工管理技士(いずれも実務経験要) など