●機械科 80名(前期40名)
機械科では、将来様々な製造業で活躍できる機械技術者の育成を目指しています。例えば、大きな工場で自動車、建設機械、農業機械などを製造したり、試験や整備をしたり、ロボットなどを制御・操作できるような機械技術者です。
そのために、どんなことを学ぶかというと、機械を構成する材料の性質についての学習や、部材の強度計算(設計)などの教室での授業(座学)と並行して、機械加工や溶接などの金属加工や、コンピュータによって機械や装置を動かしたりする制御実習など、実験・実習を通して幅広く機械の基礎を学習していきます。
◎取得できる資格
[全科共通]
計算技術検定、情報技術検定、危険物取扱者、実用英検、工業英検、ワープロ実務検定、リスニング英語検定、数学検定 など
[機械科]
機械製図検定 、ガス溶接技能講習、 機械加工2級・3級技能士(旋盤・フライス盤・マシニングセンタ)、小型車両系建設機械運転資格 など
●電気科 40名(前期20名)
電気科では、電気の発生(発電所等)から、家庭や工場へ電気を送る方法(送電・配電)、電気を動力源(電動機)として仕事をする分野、IC・トランジスタなどを使った電子回路(ラジオ・テレビ)に関するもの、コンピュータや自動制御など、電気に関する幅広い知識と技術の習得を目指します。
電気技術者としての資格である電気主任技術者・電気工事士などの資格取得にも積極的に取り組み、県下でもトップクラスの合格率を誇っています。また、電話回線やインターネット回線の設置工事・監督ができる電気通信工事担任者(DD第1種・AI第3種)の国家試験にも多数挑戦し、合格者が出ています。
◎取得できる資格
[全科共通]
計算技術検定、情報技術検定、危険物取扱者、実用英検、工業英検、ワープロ実務検定、リスニング英語検定、数学検定 など
[電気科]
第2種電気工事士、第1種電気工事士、第3種電気主任技術者、電気通信工事担任者(AI第3種、DD第1種)など
●土木科 40名(前期20名)
土木科では、測量、土木基礎力学、施工、土木構造設計、製図などの学習を通して、土木技術を支える基礎的な考え方を理解することを目指しています。土木技術の進歩は著しく、「スコップを持っての穴堀り」というイメージは過去のものです。現在では、コンピュータを駆使した高度な測量や設計・施工が行われています。本校土木科でも土木の専門以外にコンピュータについても学習します。
土木技術が対象にする仕事は、自然(地球)を相手にしたスケールの大きなものが多く、やりがいがあります。また、土木工事として行われるものは、そのほとんどが「公共工事」であり、社会や人のために貢献できる仕事でもあります。
◎取得できる資格
[全科共通]
計算技術検定、情報技術検定、危険物取扱者、実用英検、工業英検、ワープロ実務検定、リスニング英語検定、数学検定 など
[土木科]測量士補、2級土木施工管理技術検定(学科)、小型車両系建設機械運転資格、 ワープロ実務検定 など
●情報技術科 40名(前期20名)
情報技術科ではコンピュータのしくみから応用まで幅広く体験し系統的に学習することにより、真のコンピュータ技術者を育てます。
コンピュータを学習していく上で必要な力は「読み・書き・ソロバン」ですが、一番必要な力は「読み」で、国語や英語の「文章の理解力」です。二番目に必要なのは「書き」の「作文力」。「ソロバン」は三番目で数学の「論理的思考力」です。数学の証明問題が解けるようならそれにこしたことはありません。
感動は人間を変革し成長させます。情報技術の分野は教師と生徒が一緒になって次々と新しいことを学ばなければなりません。理解できたときの感動を共有しながら勉強していきますので、今パソコンを使えない人でも大丈夫です。
◎取得できる資格
[全科共通]
計算技術検定、情報技術検定、危険物取扱者、実用英検、工業英検、ワープロ実務検定、リスニング英語検定、数学検定 など
[情報技術科]
基本情報技術者、ITパスポート、工事担任者(DD第3種、DD第1種)、技能検定2級・3級(電子機器組立)、パソコン利用技術検定、グラフィックデザイン検定 など